auは本日、スマホの通信制限がかからないプランを発表しました。
通常料金は月額8980円で、家族割引や光回線割引を加味すると5980円で利用できるとのことです。
プランに関して
ドコモやソフトバンクに追従したプラン
先月ドコモが新プランを発表し、30GBまで無制限、超えた場合のみ若干速度が遅くなるプランを発表しています。
対するソフトバンクは、先手で50GBまで無制限かつ、SNSやYoutubeの通信はカウントしないプランを提供しています。
今回auは、テザリング(インターネット共有)こそ20GB制限がかかるものの、スマホだけの通信のみであれば無制限という国内初のプランを発表しました。
通信制限は年々緩和傾向だった
スマホが登場した当初は今と異なり、3日間で1GB制限や7GB制限が当たり前でした。通信制限にかかるとすごく遅くなって、ちょっとした調べ物をするときも不便でしたよね。
その後カケホーダイプランを経て、2016年から20GBまで使える「ギガモンスター」(ソフトバンク)やウルトラパック(ドコモ)、スーパーデジラ(au)といったプランが登場。
外出先でも気軽に動画などが見られるようになりました。
「まだ家にインターネット引いてるの?」の時代がくるか?
かつては当たり前だった固定電話
筆者がまだ小学生の頃、家に固定電話があるのが当たり前でした。
しかし今では固定電話を持たない家庭が増え、小学校の連絡網も携帯電話とする(しかも確実につながる)家庭が増えているそうです。
今回の無制限プランはひとり暮らしでパソコンを持たない人にとって、家のインターネットを引くよりも確実に安くなるプランだと思います。
auなどのスマホと家のネットを引くと、1万円くらいはかかってしまいますから。。
テザリングさえ無制限になれば、ほとんどのユーザーが家の回線がいらなくなる。
外から録画したテレビ番組を見たり、サイトを公開している場合を除き家のインターネットが不要になる時代がくるかもしれません。
大家族で住んでいる場合は家のインターネットを引いたほうが安い場合も
「スマホは持っているけど、LINEやインターネットしかしない。外で動画をみない。」という家族が多い場合は、今後も家のインターネットを引くというケースが多くなるのではないでしょうか。
モバイルのWi-Fiルータは年々契約が減少している?
スマホが大容量通信になったため、軽い用途であればテザリング(インターネット共有)で賄い、持ち運びWi-Fiルータは不要になってきています。
かつて「めっちゃイーモバイル」や「ユーキューワイマックス!」などのCMで見たルータは、今後はパソコンのヘビーユーザーに特化していき、ビジネスマン向けの商品が増えていくのかなと思いますw
筆者の考える楽しみな使い方
制限がかからないのであれば、スマホに音楽や写真、撮影した動画、アプリを保存せずに常にサーバーに保存されてくれると嬉しいです。
スマホの保存スペースが減って少し軽量化すると思いますし!
今年発表されたGoogleの新しいゲームサービスは、ゲームをサーバで動かして通信で操作する仕様とのことですので、実用化は難しくなさそうだなって思います!