みなさんは買い物をするとき、「10%のポイント還元!」などの表記を見ることが多いのではないでしょうか。
このポイント還元は、実は思ったほど安くなってないことはご存知ですか?
今回はポイント還元の仕組みと、値引きと比べてどれくらい還元率が違うのかを示したいと思います。
例題
※計算しやすいよう、あまり無いですが50%の還元があるお店とします。
例)あるお店で1万円のものを買いました。お店のサービスとしてあなたは2つの還元を選択することができます。どちらを選びますか?
A.50%の値引き
B.50%のポイント還元に加え、500円のiTunesカードをプレゼント
さて、どちらがお得なのでしょうか
計算してみる
A.50%の値引き
定価1万円の50%引きなので、値引き額は5000円です。
値引率の式は(値引額÷定価)ですので、
5000÷10000=0.5=50%
つまり値引率は50%です。
B.50%のポイント還元+500円のiTunesカード
貰った5000円と500円は、使うことで初めて恩恵を受けることができます。
値引額が5500円、定価が15,500円となります。値引率を計算します。
5500÷15500=0.354=35%
つまり値引率は35%となります。
計算結果
つまり値引率だけでみても、
A:50%(実質負担5000円)
B:35%(実質負担1万円)
となり、iTunesカード500円分を考慮しても、Aの値引した場合のほうが値引率が高くなります。
Aで1万円使ったほうがお得になる
むしろAで2万円分の商品を買って50%引きにしてもらったほうが、Bで買うよりもお得な計算になります。
値引率はそれぞれ以下のとおりです。
A:50%(実質負担1万円、定価2万円)
B:35%(実質負担1万円、定価15500円)
まとめ
iTunesカード500円がプレゼントされてお得に見えても、実質は割引してもらうほうがお得だという記事でした!
このように特典を選ばせるもので、ポイント還元が優位に見えるものがありますので気をつけましょう!