最近、東京や大阪では「Uber Eats」という出前サービスが盛んです。
日本ではUberEatsが有名ですが、Uberは元々ライドシェア事業から始まった会社です。
日本では白タク規制で出来ていませんが、ライドシェア事業の収益性はいかがなのでしょうか。
Uberの始まり
Uberは、創業者の不満から生まれた!
Uberはトラヴィス・カラニックが、タクシーの運転手と口論になったことがきっかけで設立した会社です。
Uberなら事前に乗車料金がわかるので、思わぬ料金がかかる心配がありません。アメリカのタクシーは結構ぼったくるらしいですね。。
また同一方向に行くお客さんで相乗りができるので、交通渋滞の緩和・ガソリンの節約・二酸化炭素の削減にも繋がります。
最新の決算
2019年7〜9月期は11億6200万ドルの赤字でした。
しかし決算書を読み解くと、かなりいい内容であったと見受けられます。
ライドシェア事業ではすでに利益がでている!
前期に比べ、利用数が増加し利益が増えました。
EBITDAで631億円も稼ぎ出しており、非常に高収益となっています。
ライドシェア事業の売上は伸びが鈍化したと言われますが、利益の観点から見るとまだまだ伸びしろがありそうですね。
イーツ事業は赤字だが、取引金額がたった1年で1.7倍伸びている!
まだ多額の広告費がかかっているので赤字ですが、取引金額は大きく伸びています。
取引金額が綺麗に伸びているので、このまま一気にユーザー数を増やして欲しいですね。
セグメントごとの数字
今回の決算から細かく分析できるようになりましたが、イーツ事業の伸びがよく分かりますね。
「Freight」は貨物事業です。まだ新しい領域ですが、これから大きく成長する業界ですね。
まとめ
Uberは自動運転で世界を変える
研究が続いている自動運転分野ですが、これが実現するとUberの利益率が大幅に改善する(ドライバーへのインセンティブが不要となる)だけではなく、事故を起こす可能性が低い車が世の中を走ります。
交通事故の無い社会が訪れることを期待したいと思います!