ざっくりまとめ(先に結論)
- 2024年10月頭、通勤電車で急に「結婚したい」と思って婚活スタート
- そこから1か月で12人と会うという謎のハイペース(自分でも引く)
- 妻とは初デートでKAT-TUNで意気投合→ドライブ→まさかのご近所判明
- 2回目デートで付き合って、1週間後に「結婚する?」→そこから爆速で挨拶・顔合わせ
- 2024年12月末に結婚、2025年2月に妊娠、10月末に出産
- 出産後ちょっと入院が続いてヒヤッとしたけど、いまは元気
- 2025年12月末、結婚1周年。短いのに濃すぎる1年だった
そもそも、結婚に興味なかったのに
ほんとにこれなんだけど、婚活する前は
「結婚?別にしなくてよくない?」ってタイプだった。
一生独身でも全然いいじゃん、くらいに思ってた。
ところが2024年10月頭のある朝。
御茶ノ水で中央線に乗った通勤電車の中で、突然スイッチ入った。
「結婚したい」
なんで?って聞かれても分からない。
でも妙に確信があったから、その5分後には、
タップルとペアーズの有料会員になっていた(Apple Payのおかげで速攻決済できた、ありがとう)。
ここから人生が急に早送りになる。
婚活1か月、会いすぎ問題
婚活期間、だいたい1か月で12人と会った。
しかもそのうち1週間は出張だったから、実質3週間くらいでこれ。
2回3回会った人もいるから、デート回数で言うともっと多い。
正直、もう覚えてない。ほんとに。
ペースもわりと狂ってて、
- 平日:会社終わり(18時)に
19時に1人目とご飯 → 22時に2人目とドライブ
みたいな日もあった(今考えると体力どこから湧いてた?) - 土曜:1日で4人会った日もある。
12時/15時/18時/21時で全部ご飯とか散歩とか。
もはや面接。
アプリもガチってて、
朝・昼・晩でそれぞれ1時間くらい触って、メッセージ返しまくる生活。
あの時期の自分、絶対目がギラついてたと思う(昔のKAT-TUNのように)。
妻との初デート:カフェ→KAT-TUN→ドライブ→イクスピアリ
妻との最初の待ち合わせは、休日の13時に都内のカフェ。
会う前のメッセージの時点で「しっかりした子っぽいな〜」と思ってたんだけど、実際会ってもその印象はそのまま。
で、話してたら判明したのがこれ。
「KAT-TUN好き」
しかも赤西仁が好きってとこまで一緒。
そこから一気に距離が縮まって、ノリで
「KAT-TUN流しながらドライブしよ」
となり、カーシェア借りてドライブ開始。
池袋・新宿・渋谷あたりを回ってたら、さらにノリで
「ディズニーまで行っちゃう?」
ってなって、イクスピアリまで行った。
そこで鉄板のお好み焼きを食べて、僕がごちそう。
そしたら彼女が「さっきごちそうしてもらったから」って言って、
りんご飴をごちそうしてくれた。
こういうの、地味にうれしいよね。
そして帰るとき、衝撃の事実が発覚。
住んでる場所、まさかの隣の町だった。
(待ち合わせ超都心だったのに…!)
「次は家の近くで遊ぼう」って話して、途中駅まで一緒に電車で行って解散。
初回デートなのに情報量多すぎたけど、
「初日から気が合いすぎたので、反動でいつか冷められて会ってくれなくなるんだろうな・・・」と思いながら帰る。
2回目デート:カラオケでライブ鑑賞→付き合う
2回目は「カラオケでKAT-TUNのライブ観よ」ってなって、
ご飯食べながらデビュー前のコンサート映像を一緒に観た。
好きなものを同じテンションで楽しめると、変に気を使わなくて楽。
で、帰りに僕が告白して付き合うことになった。
交際1週間で「結婚する?」って聞いた(早い)
付き合ってから約1週間後。
近所のくら寿司まで歩いてるとき、ふと聞いた。
「結婚する?」
返事は
「する!」
即決。強い。
そこからがさらに早くて、
- そのまま両親に報告
- 1週間後:妻のお父様にご挨拶(お母様は他界されている)
- さらに2週間後:こちらの両親に挨拶(札幌まで)
- その3週間後くらい:両家顔合わせ
- 2024年12月末:結婚
文字にすると改めて爆速。
でも不思議と「無理して進めてる感」はなくて、
なんかずっと自然だった。たぶん感覚的に「この人だな」って思ってたんだと思う。
ちなみに:交際期間の長さって、正直そこまで関係ないと思ってる
ここ、よく聞かれるんだけど、付き合った期間が短い=危ないって、もちろん不安に思う人がいるのは分かる。
実際、僕らも結婚を決めたとき、交際期間が短すぎて周りからわりと反対された。
「もうちょっと付き合ってからの方がいい」
「勢いじゃない?」
「相手のことまだ分かってないでしょ」
うん、言いたいことは分かる。むしろ普通はそう言う。
でも、僕の中ではこういう考えだった。
- “何年付き合ったか”より、“どういう会話ができるか”
- 盛り上がるかより、生活が想像できるか
- ケンカしたときに、ちゃんと話し合えるか(今でも時々「不満ある?」とお互いに確認している)
- 価値観が一致してるかというより、ズレた時にすり合わせできるか
- 一緒にいるときに無理してないか(自然体か)
極端な話、3年付き合ってても結婚してから崩れることもあるし、
逆に短くても「この人とならやっていける」って感覚が最初からあることもある。
僕の場合は、会った瞬間から全部が完璧に一致したわけじゃないけど、
「この人なら、何かあっても逃げずに一緒に考えられる」っていう安心感が強かった。
だから、周りにいろいろ言われても、最後は
「僕がこの人と結婚したい」
「彼女も僕と結婚したい」
この事実だけを信じた。
もちろん、短い交際には短い交際のリスクもあると思う。
だからこそ、勢いだけで突っ走るんじゃなくて、大事な話(お金、住まい、家族観、子ども、仕事)を早めにちゃんとする。
僕らはそこをちゃんと話して、「じゃあ進もう」になった、って感じ。
妻のこと:優しくて、おっとりしてて、料理もできる。強い
妻は料理できるし、性格はおっとりしてて、かわいらしくて、優しい。
一緒にいると空気がやわらかくなる感じ。
こんな人と結婚できるの、普通にありがたいし、普通に幸せ。
妊娠→出産→まさかの入院続き(でも今は元気)
結婚して2か月後の2025年2月に妊娠。
そこからいろいろあって、2025年10月末に出産。
で、生まれてからがちょっとバタバタした。
生まれてすぐの子供が、2回も入院したからだ。
- 生後1週間くらいで黄色の嘔吐があって、3泊入院
- その1か月後に血を吐いてまた入院
このへんは本当にヒヤッとしたし、親としてメンタルが削られた。
でも今は退院して、元気に過ごしてる。
最初はマイナ保険証がなく、全額実費のはずだったけど、
病院側が配慮してくれて5千円の預け金だけで退院させてくれた。
あと自分の会社の総務担当の方が迅速に保険加入登録をしてくれたおかげで、
保険診療にて当月中に清算できた。とても感謝。
よく泣くけど、そこも含めてかわいい男の子。
泣き声すら「生きてる!」って感じでありがたい。
結婚1周年:1年なのにイベント詰め込みすぎ
そして先日、結婚して1年が経った(2025年12月末)。
いや、1年で起きたこと多すぎ。
- 結婚興味なし → いきなり婚活
- 2か月で結婚
- 妊娠
- 出産
- 入院イベント2回
- 子育てスタート
- 結婚1周年
あっという間だったけど、めちゃくちゃ濃い。
人生、急に加速する時ってあるんだな〜って思う。
おわり:婚活って結局「安心できる相手」が強い(あと、期間はおまけ)
婚活中って条件とか正解を探しがちなんだけど、今思うと大事なのはこれだった。
- 一緒にいて自然
- 変に気を使わない
- 生活のイメージが湧く
- 何でもない時間が心地いい
- ちゃんと話し合える
あと、これは声を大にして言いたいけど、
付き合った期間の長さって、そこまで絶対じゃない。
短いなら短いなりに、必要な話を早めにして、納得して進めばいい。
実際、僕らは反対もあったけど、それでも「この人だ」って思えたし、今も思ってる。
これからも夫として父としてまだまだ初心者だけど、
家に帰ると妻と息子がいる生活は、普通に最高です。

